高木の英語

英文の読み方(12)

12

問 下線部の表す内容を日本語で簡潔に説明せよ。

In explaining any human shortcoming,
the first tool I reach for is Hanlon’s Razor:
Never attribute to malice that which is adequately explained by stupidity.

(2016 大阪市立大学)

attribute「属性」「帰する」
malice「悪意」「敵意」
adequately「十分に」
stupidity「愚かさ」「愚鈍」

名詞にS/O/Cの仕事を与えるのは,「動詞」です。
そこで,attributeに着目してください!(^^)!

 

以前,説明したように,attributeのテンプレ・パターンは
<attribute A to B>「AをBのせいにする」です。

ほぼ,ほぼ,この形で用いられます。

 

ところが,この文では,
Never attribute to malice…となっているので,
<attribute A to B>のAにあたる「目的語」がありません。

 

そこで,後ろのthatがこのAにあたる「目的語」になると考えます。

 

分かりますか?
(ちなみにthatを主語にはできません。
もしthatが主語になるならばattributeに<三人称単数のS>がつくはずです!)

 

「え??このthatが目的語になるなんて,そんなのアリなの?」

 

「アリ」です!

thatは名詞としてattributeの目的語になります

Never attribute that … to malice
V       O

 

といった感じです(^^)/

大きく意味をとらえると
それを悪意のせいにしてはいけない」となりますね。

 

最後にthatに係る「関係代名詞」which以下の内容を反映して和訳をすると

「愚かさで十分説明できることを,悪意のせいにしてはいけない」となります。

 

どうですか?「何となく読む」のではなく,

 

「品詞の働きにしたがって読む」という感じが伝わりますか(^^)/

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