一般入学試験は、推薦で決まってしまわない限り、誰もが受験する方式だと思います。
そこで、一般入学試験に向けての勉強法について考えてみましょう。
・入試難易度の高い大学が難問を出すとは限らない
入学するのが難しい大学(いわゆるボーダーラインが高い大学)は、当然難問ばかり出題するのだろうと、考えていませんか?
実際それは、正しいようで間違ってもいます。
例えば、私大医学部最難関の慶應義塾大学の数学・理科は、手も足も出ないという難問ではなく、標準的な問題が出題されます。
ということは、どういう争いになるかというと、ハイレベル生が何点落とさないかという戦いになります。
また、比較的医学部としては入りやすいとされる聖マリアンナ医科大学の数学・理科は、誰もが初見で一体どうすれば解けるのだろうかという問題が出題されます。パターンにない問題が出題されるのですから、誰もが怖々といています。したがって、満点を狙いに行くのではなく、どれだけ部分点を積み重ねることが出来るかが勝負の分かれ目となるでしょう。
・自分はどちらの戦いが向いているのか、しっかり把握すること
これは、各受験生の正確にもよると思います。ルーチンワークを早く正確にこなすことが出来るタイプなのか、時間をかけて自分の考えをしっかりまとめることが出来るのか。
一見、後者の方が頭が良さそうに見えますがそんなことはありません。皆さんの大部分が学者になるのではなく、医師という高度専門職を目指すのです。医師は、多くの患者さんをどれだけ早く診察をするかという能力も求められます。これには、前者の能力が強く求められるため、大学によってはパターン化された簡単な問題が大量に出題されることもあるのです。
・受ける可能性のある大学の問題はあらかじめ傾向を確認しておく
これまでの話でお分かりいただけたと思いますが、本格的な受験勉強に入る前に、あらかじめ自分が受けたい大学の過去問を数年分、実際に解いてみることが重要です。自分の好きな傾向なのか、それとも苦手な傾向なのか?漫然と実力をつけるために勉強するのでは、中々合格力は身につきません。勉強を始める前に、受けたい大学の問題をあらかじめ解いてみて、各科目で何点取れば合格最低点に達するのか、算段を立てた上で勉強を始めましょう。


















