どうにかして国公立大学に入学させたい。しかし、英語が苦手な場合、大手予備校や塾で行われている普通の長文和訳の授業では、来年の共通テストの英語で80%の得点を取るのは、まず難しいです。
英語が苦手なお子様を、ただ大手予備校や塾に預けるだけで良いのでしょうか。それとも慎重に考え、お子様の英語力を伸ばすことができる塾を選ぶべきでしょうか。国公立大学に合格するためには、適切な塾選びが非常に重要です。今の時代、塾選びは親の責任と言っても過言ではありません。
難化の一途をたどる、共通テスト英語
確かに、二次試験を重視する大学もあります。しかし、共通テストの得点も高い方が、より合格に近づけます。二次試験を受ける時、ボーダーラインを10点上回っているか、下回っているかは、受験生の心理的な状態にも大きな影響を与えます。ボーダラインをはるかに越える高得点を持っていることで、自信を持って二次試験に挑むことができるのです。
共通テストの英語は年々難しくなっており、問題文も長文化しています。2024年1月に実施された共通テストでは、大問数6、解答数49と変わりませんが、問題文の総語数は約6,200語に増加し、センター試験の時代と比べ1.5倍以上の語彙量がありました。2024年の試験では、そのまま単純に読んでいたら、80分間で6,233語を処理する必要があり、これは1分あたり約77.9語の処理速度を要求されることになります。つまり、毎分約78ページの本をめくるような速さで英語の単語を読み、理解する必要があるということです。これは相当な速さなのではないでしょうか。
特に第5問の文章量が増え、前年度と比較して、約1ページ分(300語)増加しました。従来の出来事を時系列で整理する問題に加えて、登場人物の関係性を詳細に読み取る問題が出題され、情報の正確な整理能力が試されました。出題内容は多岐に渡り、チラシ・ブログ・アンケート・プレゼンテーション資料など、さまざまな媒体の読み取りが求められます。80分の短時間で6,300語の大量の長文をこなす、つまり、1ページを5分で読んで問題に答えるのは、英語が得意な生徒でも簡単ではありません。ましてや、英語が苦手な生徒が、第一志望突破のために8割以上をとるのは大変難しい障壁です。事実、2024年実施の共通テストのリーディング平均点は、51.54点と過去最低を記録しました。
共通テストで英語の点数が低かったため、多くの生徒が志望校を変更したり、浪人を選んだり、再浪人を決意したケースがありました。東京大学や名古屋大学など共通テストを重視する旧帝大や国公立大学の医学部を目指す場合は、85%以上の得点が必要です。また、他の難関国公立大学や人気私立大学の共通テスト利用試験では、目標として少なくとも80%の得点が求められます。
予備校や塾の普通の授業では、目を見張る成長は難しい
受験英語専門塾SPECでは、「英語はいつも同じ」、つまり、どのようなトピックであっても、英語の根本的な構造は変わらないのです。共通テストの長文問題に含まれる各文の難易度も、実際にはそれほど変わりません。しかし、試験の素材文は年々長くなっています。2020年の最後のセンター試験から約1,500語増えて約4,300語になり、共通テストでは英語力だけでなく、情報処理能力を身につけることが重要になっています。この意味において共通テスト英語は難化しているといえます。
特に英語が苦手な学生は、この変化によって、学習意欲が減少しがちです。事実、学校や予備校での長文和訳の練習だけでは、共通テスト英語で高得点を取るための迅速な処理能力を身につける感覚が得にくいため、どのように勉強すればいいかわからなくなることがあります。保護者の方々も、令和の「共通テスト」に、ご自分が経験した共通一次テストやセンター試験の経験をそのまま適用できないと理解してください。「共通テスト」は全く違います。
英語が苦手なお子様を国公立大学に合格させるためには、保護者が共通テストの英語対策を支援することが必要不可欠です。現代の情報溢れる受験環境において、適切な塾を選ぶことは親の責任です。塾はお子様の未来を大きく左右する力を持っています。受験勉強の時間は限られているため、最適な授業を早期に見つけ、効率的に時間を使うことが成功への鍵です。一般的な高校や塾の英語授業では長文和訳が中心となりますが、これだけでは速やかな問題解決スキルを養うことは難しいでしょう
なぜ、学校や予備校、塾の“普通の授業”では、共通テストの英語で8割とれないのか
理由1.
先に述べたように、共通テストでは、問題を迅速に解く処理能力が求められます。しかし、学校や予備校、塾で行われる和訳中心の授業では、このようなスキルは十分に身につきません。
理由2.
学生、特に理系学生の多くは、英語に苦手意識を持ちます。その理由は、ただ暗記が多いからというわけではありません。実は、彼らが得意とする数学や理科の授業とは、異なるアプローチを取っているからです。
数学や理科では、まず定理や公式を理解し覚えてうまく応用することで問題を解きます。しかし、一般的な英語の授業では、数学や理科とは学習ベクトルが真逆です。和訳演習を通じて経験的に自分なりの法則を見出します。ここに理系の生徒は違和感を感じます。
経験に基づく解法は客観性に欠け、しばしば明確な根拠なしに問題を解く傾向があります。このような主観的な学習スタイルが、理系の学生が英語を苦手とする理由の一つです。
理由3.
経験に基づく勉強法は、時間をかけて経験を積む必要があります。しかし、受験勉強には期限があります。部活動などで忙しい学生は、勉強に十分な時間を確保することが難しいです。特に浪人生にとって、約10ヶ月の期間は短く、この期間内に英語を得意科目にするための経験を積むのは容易ではありません。
理由.4
経験主義の勉強法の最大の弱点は、授業で学んだ内容をそのまま初見の問題で再現できないことです。学校や塾、予備校では長文和訳が中心ですが、実際の試験で全く同じ文章はほとんど出ません。定期テストでは、授業で扱った長文が出るので、点を取りやすいです。しかし、模擬試験や入試では初見の問題が出るため、得点が伸びにくいのです。初めて見る問題に強くなるためには、保護者の塾の選び方から見直す必要があるかもしれません。普通の授業では、初見の問題を明確に解くスキルは身につきません。
受験英語専門塾SPEC 「共通テスト特化プラン」での取り組み
SPECでは、従来の英語とは全く違う新しい英語で、お子様の英語を180度変える授業を展開。最大手予備校で活躍した講師による独自の教授法は、30年以上にわたり2万人以上の生徒を合格へと導いてきました。多くの塾が優れた授業や質の高い講師をうたいますが、具体的な教授内容を提供するところは少ないのです。しかし、SPECでは、英語力を伸ばすための3つの明確な方法を提供しています。
- 独自メソッドを用いた授業: 私たちの授業では、独自のメソッドを用いて、生徒の学習を活性化します。数学や理科で行うように、リーディング、英文法、ライティングに必要な知識や考え方を、公式や定理のように明確にします。これらを学んで問題解決に活用するのです。感覚に頼るのではなく、論理的な手法を取るため、理系の生徒も違和感なく学べます。
- オリジナルの個別授業スタイル: 黒板の代わりに、タブレットでノートを画面共有して、生徒の理解度を確認しながら、生徒主導の授業を行います。
- 授業後の徹底したフォロー: グループチャットを通じて、授業終了後も質問を受け付けます。学習習慣がまだ身についていない生徒たちには、単語や熟語の語彙演習、授業の予習・復習のための課題を出し、それらを毎日グループチャットに送信するよう指示します。
生徒の努力によって成長の速度は異なりますが、SPECで学んだ生徒が英語の成績を向上させなかった例はありません。この点が、私たちの教育の質の高さを示しています。
共通テスト特化プランの【カリキュラム】
基礎編
- 単語・熟語の強化: 日常的なトレーニングを通じて、重要な単語や熟語を徹底的に学習します。
- 精読スキルの確立: SPEC独自のメソッドで、まず、1つの英文を迅速かつ徹底的に理解する技術を習得します。
- 論理関係の理解: 1文ずつの精読ができるようになれば、次は文と文との論理的な関係を理解するトレーニングに進みます。
- リーディングの公式・ルール・定石のマニュアル化: 読解における効果的なアプローチをマニュアル化し、英語が苦手な生徒でも迷わず学習に取り組み、学習を効率化します。
- アプリを使用したフラッシュカード式トレーニング: アプリを使って、マニュアルをしっかり覚え、迅速なアウトプットと反応の速さを向上させます。
実践編
- 語彙力強化(発展):英検準1級レベルの単語や熟語、さらにはそれらの派生語も含め、余裕をもって英文を読むためにしっかりと暗記します。
- 情報処理能力の向上: 過去問をただ解くだけでは情報処理能力は向上しません。私たちの独自の練習法を用いて、解答の根拠を素早く見つける訓練を積み、情報処理能力を育てます。
- 共通テストを利用した練習: 共通テストを用いて、素材文だけでなく、表や問題文、選択肢の読み方にも焦点を当てた練習を行います。
このプランでは、受験生が共通テストで求められるスキルを総合的に身につけることを目指しています。興味がある方は、資料請求の上、ぜひ無料体験授業にご参加ください。どんな質問でもお待ちしておりますので、気軽にお問い合わせください。