「単語は覚えているのに、長文になると読めない…」
そんな経験はありませんか?
実はその原因、単語力そのものではなく“覚え方”にあるかもしれません。
医学部入試の長文では、単語の「意味」だけでなく、「語法」や「派生語」まで理解しているかが合否を分けます。
この記事では、“長文が読めない”シリーズ第1弾として、英語の基礎でありながら多くの受験生が見落としがちな「単語の定着法」について解説します。
単語は「完璧」ですか?

「単語なんてやってるよ」と即答される方が多いです。
5回まわした、7回まわした、それは立派なことです。
でも、少し立ち止まって、次の3つを確認してみてください。
① 派生語まで完璧に覚えていますか?
見出し語だけで終わっていませんか?
医学部を受験するなら、単語の「意味・語法・派生語」まで覚えることが基本です。
たとえば「prevent A from B」を覚えたなら、 「prevention(名詞)」「preventive(形容詞)」まで覚えているかどうか。
英語は名詞中心の言語です。
特に医学部の長文では、動詞を名詞化した派生語が頻出します。
it’s collision with truth(それを真実と照らすことで)
この一節を瞬時に理解するには、
「collision ⇔ collide」の関係を知っている必要があります。
派生語を“形から推測”するのではなく、“知っている状態”にしておく。
それが、速く・正確に読むための前提です。
② 「覚えて、忘れる」ループに陥っていませんか?
「単語は覚え続けていますか?」
「はい!」と答える方も、その意味が“単語帳を3回まわした”“5回まわした”なら要注意です。
単語は回数ではなく「定着率」で決まります。
忘れて、また覚えて、このループを繰り返している限り、英語は積み上がりません。
穴の空いたバケツに水を溜めるようなものです。
単語は“集める”のではなく、“積み重ねる”もの。
”推しのグッズ”を並べるように、一つひとつを大切に覚え、確実に自分の中に“コレクション”していく感覚を持てていますか。
本当に伸びるのは、覚えた単語が「抜けずに積み上がっていく人」です。
SPECの指導方針:単語を“管理”する

単語の勉強は、英語学習の中で最も難しく、最も続けにくい部分です。
英語が得意な生徒でさえ、「面倒だな」と感じて後回しにしてしまう。
それが長文読解の“足かせ”になっていることを、SPECは知っています。
だからこそSPECでは、「覚えたかどうか」を感覚に任せません。
単語を“管理”し、成果を“可視化”します。
- 計画を立てて進める
- 毎週テストを実施
- 間違えた語は記録に残し、覚えるまで再テスト
- 単語帳ではなく、記録で管理
- 1か月以内に必ず振り返り
この管理の仕組みにより、 “覚える努力”が“積み上がる実感”に変わります。
結果が目に見えることで、生徒は意欲を保ち、保護者は安心できる。
単語の学習を他人に任せる、それは“手抜き”ではなく、“確実性の確保”。
最も難しい領域をプロに委ねることで、安心と成果の両方を手に入れる。
これが、SPECの単語指導です。
まとめ
単語を“やった”つもりで終わらせない。
覚えたものを“管理”して、“積み上げる”。
それが、長文を読むための本当の英語の基盤です。
まずはお気軽にご相談ください
「自分の単語の覚え方、これで合っているのかな?」
「どうすれば“忘れない英単語”にできるんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
SPECでは、生徒一人ひとりの課題に合わせて、
“本当に身につく英語学習法”を提案しています。



