英語の長文を読むとき、カッコやスラッシュで区切りを入れていませんか?
多くの授業では、この方法を“わかりやすい読み方”として教えています。
先生が板書しながら区切ってくれると、英文が急に読みやすくなる。
その瞬間、理解できたような感覚になるのです。
──でも、それはちょっと要注意。
その“読みやすさ”が、実は本当の理解とは限らないのです。
スラッシュを入れて、読めた気になっていませんか?

授業中は指示どおりにスラッシュやカッコを入れられても、いざ一人で過去問を解くと、どこで切ればいいのかわからない。
結局、“なんとなくの読み方”に戻ってしまいませんか?
それは、スラッシュやカッコの入れ方の仕組みを体系的に学ぶ機会がないからです。
「この位置にスラッシュを入れるのは構造がこうだから」
「このカッコを閉じるのは文の関係がこうだから」
と、理由を一つひとつ説明されることは、まずありません。
多くの場合、「ここで切る」「ここでスラッシュ」と、区切った結果だけが伝えられる。
そのため、生徒はその形をまねするしかないのです。
しかし、ここにこの方法の弱点があります。自分では再現できません。
いくら授業で見た通りにまねしても、初めての英文を前にすると、
どこで区切ればいいのか、根拠をもって判断できない。
原理を知らないままでは、自分の力で正確に読むことはできないのです。
スラッシュやカッコで読む“なんとなく英語”の限界

受験は、正確さを競う世界です。
“なんとなく”のままでは、東大や医学部のようなトップレベルの長文を安定して読み切ることはできません。
さらに、スラッシュやカッコを入れすぎると文が細切れになり、意味の流れが途切れてしまいます。
これでは速く正確に読むことはできません。
そもそも、英語ネイティブはスラッシュやカッコを使って読みません。
彼らは文の形から意味をとらえ、一文全体を一貫して理解しているのです。
「スラッシュで読むのは悪い」わけではありません
ここで誤解してほしくないのは、スラッシュやカッコで読むこと自体を否定しているわけではないということです。
多くの生徒がその方法で努力してきたのは事実です。
実際、英語感覚に優れた一部の生徒は、“なんとなくの読み”でも高得点を取ります。
しかし、もし今、英語の伸びに限界を感じているなら、一度、別の視点から見直すことが大切です。
“慣れ”や“感覚”に頼らず、客観的で再現性のある読み方を身につける。
その一歩が、読解力を大きく変えます。
視点を変えるだけで、英語は“解ける科目”に変わる
視点を変えるだけで、苦手だった英語が“解ける科目”に変わる。
それがSPECの英文読解です。
実際、この方法を身につけた生徒たちは、
苦手だった英文読解を、落ち着いて、正確に、そして秒速の思考で読み切れるようになっています。
文を“切る”のではなく、日本語を読むように、自然に意味をつかむ。
あいまいさを捨て、誰が読んでも同じ理解にたどり着ける。
その瞬間、英語は「センスの科目」ではなく、「理屈で解ける科目」になる。
「読み方」を変えれば、長文は読める

一生懸命努力しているのに、英語の長文が読めない。
その原因は、努力の不足ではなく、読み方の方針にあります。
スラッシュリーディングのように“なんとなく区切って理解する”のではなく、英語は理詰めで読むもの。
感覚ではなく、文のルールに従って意味を導く。
SPECが指導するのは、「ZERO感覚」秒速の思考で読む英語です。
感覚ではなく思考で読む。
「なぜそう読めるのか」を瞬時に判断し、再現できる。
それが、30年以上かけて磨き上げてきた、再現性のある読解法(SPECメソッド)です。
このメソッドは、最大手予備校でのべ2万人を指導し、増設講座が締め切られるほどの反響を得た実績から生まれました。
現在はその理論とノウハウを完全個別指導に落とし込み、一人ひとりの読解思考を確実に再現できる形にしています。

一文が読めることから、すべてが変わる
英語の読み方を変える。
それは努力を増やすことではなく、思考の型を変えることです。
どれほど真面目に取り組んでも、読み方の方針を誤れば、結果は伸びません。
だからこそ、読解の再現プロセスを身につけることが何より重要です。
体験授業では、その最初の一歩をお見せします。
※体験授業は1回完結型。無理な勧誘や架電は一切ありません。
スラッシュもカッコも使わずに、速く正確に読む方法とは?
大学入試の長文をスラッシュもカッコも使わずに、
速く正確に読み、安定して8割を取れる方法があるとしたら。
受験英語専門塾SPECは、その方法を個別指導で実現する塾です。


