2023-02-23

遠回りが、いちばんの近道

「英語ができなくて塾に入りましたが、そこでは“いきなり過去問演習からスタート”でした」

よく聞く話ですが、私たちとは考え方が全く異なります。

そもそも英語ができない段階で、入試レベルの長文は読めません。

「(英語は)読んでいくうちに慣れて読める」 、そんなことはありえません。 スキルや実績がない教え手の常套句、詭弁であり、詐欺レベルの嘘ともいえるでしょう。

もし、「読んでいくうちに慣れて読める」 ことが事実であれば、

中学・高校で何年間も英語を勉強しているため、とっくに英語の読解力は身についているはずです。

しかし、英語ができない中学・高校の生徒は数え切れないほどいます。

英語力を伸ばすために必要なことは、経験や慣れではありません。

入試英語のカギとなる「長文読解を攻略する英語力」に関して言うと、

大切なのは、以下にあげる「3つの力」だと私たちは考えます。

どれか1つでも欠けた場合、医学部をはじめ、難関大学の長文を突破できないでしょう。

3つの力
  • 単語・熟語の瞬発力
  • 秒速で精読する力
  • 文のつながりを理解する力

「語彙力」を養うために

SPECではまず、粘り強く語彙力を養成します。

単語・熟語の意味を知らなければ、英語は読めません。

また、瞬時に単語の意味が言えない(理解できていない)と、速読は無理です。

さらに、医学部をはじめとする難関大学に合格するためには、派生語までの暗記が必須です。

単語・熟語の語彙力は、いわば、英語の「体力」。

SPECではライバルを圧倒する語彙力を獲得するために、受験学年では、単語帳2冊をこなします。

1冊は「ターゲット1900」のような学校でも使用するもの、もう1冊は英検準一級受験用のものです。

これらを、毎週100語を目安に暗記してもらいます。

復習テストで知識維持をしつつ、語彙を増やしていきます。

単語と熟語が揃わない限り、偏差値は上がりません。 だから、英語は他教科よりも、伸びを数字で実感するのに時間がかかります。

その過程で多くの学生は心が折れてしまい、結果として、英語を遠ざけてしまい、保護者も「うちの子供には英語の才能がない」と諦めてしまいます。

そのため、ここが英語を伸ばすターニングポイントの1つとなり、生徒も保護者もかなり辛抱が必要です。

SPECでは、学習習慣が身についていない生徒には、

単語と意味を書いて、毎日ラインで連絡(報告)してもらいます。

年間で50冊書く生徒も珍しくありません。

記憶は、覚え続けていないと意味がないため、授業では復習を執拗に繰り返します。

速読・精読力

SOECの独自メソッドで、1つの文を速読・精読するスキルを身につけます。

英語には、英語全般に及ぶシステムが存在します(英文法という意味ではありません)。

この

独自メソッドを運用できれば、どんな英文でも、文頭からピリオドへと流れるように、そして正確に読めるようなります。

もちろん、カッコやスラッシュを恣意的に書き込んで英文を寸断することもありません。

真面目に取り組めば、誰でも速読で精読できるようになります。

「本当にそんなことができるの?」と思われるかもしれません。

このSPECの独自メソッドは、最大手予備校と受験英語専門塾SPECで30年弱に渡り、英語が苦手な学生を救ってきた実績に基づいています。

医学部をはじめとする難関大学に合格するためには、配点が一番高い長文問題の克服が不可欠です。

単語の意味から文意を的当に推測する、何となくモヤッとした理解で問題を解く、そのような状態では、難関大学合格は不可能です。

文のつながりを理解する力

長文読解は国語力が試されます。

長文読解は言わば英語を母語にする人にとっての現代文です。

だから、語彙力がつき、速読・精読ができても、

国語力がないと、長文内容を理解できず、設問に答えられません。

そこで、SPECでは語彙力と素早く精読する力を養いつつ、

早期の段階から、文と文のつながりを考えるトレーニングを行います。

英語には論理関係をつかむ客観的手がかりがあります。

初めは講師主導で説明し、その手がかりに見つけ、文意をつかむ練習をします。

一定期間トレーニングを積んだあと、講師は聞き手にまわります。

生徒に文と文の論理関係を説明してもらい、修正が必要な場合、講師が正します。

文の繋がりを丁寧に考える習慣が身につくと、入試で難問を目の当たりにしても、粘り強く内容を理解できます。

献身的にトレーニングに取り組み、上記にあげた、この3つの力が身につくと、

入試本番、自信を持って長文問題を解くことができます。

このSPECの取り組みについて、面倒に思われるかもしれません。

しかし、

このような地道な積み重ねが合格への最速・最短の近道 です。 つまり「遠回りが近道」なのです。

合格者のインタビューもぜひご覧ください。

SPECの取り組みが眉唾ではないと、分かっていただけると思います。

どんな塾を選ぶか。

今の時代、親の心眼にかかっています。

大切なお子様に寄り添い、じっくりと実力を授けてほしいと思われるなら

SPECがピッタリ合うと思います。

ぜひ、体験授業にお越しください。

たった20分の時間でも、お子さんの未来に希望の光を投げかけることができると思います。

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